一般的に「プライヤー」という場合、ほとんどの人が「コンビネーションプライヤー」を思い浮かべると思います。
コンビネーションプライヤーの最大の特徴は、
ジョイント(支点)部が可動式になっている点にあります。
大抵の場合、支点部が2段式になっていて、ジョーの広さを変えることが可能。
掴む対象に合わせて口の広さを変えて掴むことができる工具です。
狭い方に合わせると、ジョーの先端部は完全に閉じられて、薄いものや細いものを掴むことができ、広い方に合わせれば、太いものをガッチリ掴むこともできます。
通常のペンチに比べると、はさめる範囲が広いため、車載工具としても広く採用されています。
また、ジョーの根元の部分は、針金や細いケーブルなど、ワイヤーカッターとしても使用することが可能。