自動車メンテナンス・整備の基本

初心者のクルマいじり 工具の使い方DIY入門

自動車整備の工具の買い方・揃え方とは!

自動車のメンテナンスを自分で始める(いわゆるDIY)決心をしたアナタ!
まずは、クルマのメンテに最低限必要なツール(工具)を揃えるところからが、スタートです!

車の整備を自分でするには、自動車に付いている車載工具や、自宅の物置に眠っていた道具や工具といった家庭用ではちょっと役不足。。。
せっかく愛車いじりを始めるんだから、自動車のメンテナンス用工具の購入を検討しましょう!

とはいえ、いきなりスナップオンやKTCなどの高価なツールを買う必要はありません。
もちろん、予算に余裕があるなら初めからいいツールを使っても全然OK!
むしろその方がベスト!?
だってそれは間違いなくアナタの宝物になるでしょうから。


ただ、

必要になった時に必要なサイズや種類のツールを買い足すのか?
最初からある程度の各種の工具がセットになった「工具セット」にするのか?

は悩むところです。




価格の面で言うと、

工具をバラでひとつずつ購入するより、ツールセットを買ってしまった方が割安なのは事実。

最近では目的に応じて、各種の工具セットがたくさん登場しています。
ホームセンターや自動車関連の量販店に行けば必ずいくつかの種類の工具セットが販売されているので見たことがあるはず。

初めて工具をそろえようとするなら、思い切ってセットで購入するのがおススメ。
(買うときはセットの内容をよく確認してから購入しましょう。)

使用頻度が高いソケットやレンチ類などの工具は、必要になった時に購入しようという考えだと、それを買ってくるまで、せっかく始めた作業が中断してしまうため、セット物をあらかじめ持っている方がよいでしょう。
(セット物のハンドツールは、使用目的を想定して、必要であろうと思われる工具で構成されています。)
また、工具セットはケース付きで販売されているので、工具の整理にも役に立ちます。


車弄りの初心者なら、初めは出来る作業も限られているでしょうから、まず工具の基本セットを購入し、スキルアップに応じて必要な工具を付け足していくという考え方でよいと思います。

いずれにしても、自分の予算に見合った方法で無理なくクルマのメンテを始めることが肝心です。

楽しくやるのが基本中の基本です。
もしハマったら、クルマいじりがあなたの最高の趣味になることは間違いなし!


初心者の方が、車のDIYを始めるにあたり、最低限必要な基本的ツールって一体どんな工具でしょうか?

ドライバー、レンチ類、プライヤーやハンマー類などなどいろいろあって、例えばドライバーひとつとってもプラスとマイナスがあったり、その先端のサイズの問題とか種類は様々です。

その中でも車のメンテを始めるために必要な厳選工具をご紹介しましょう。

自動車メンテ(クルマいじり)の基本的な工具

スクリュードライバー


ドライバーはどこのご家庭にも1本や2本は必ずあるでしょう。
自動車に使われているネジやビスはほとんどがプラスの2番。
自動車整備のために持っていたいドライバーは、

標準タイプのプラス
スタッビータイプ(柄の短いドライバー)のプラス
(共に2番)


マイナスのビスは自動車にはほとんど使われていませんが、
何かをこじる時、またはタガネ代わりに使う場面があるので、ちょっと大型のマイナスドライバーが必要になります。(貫通タイプがおすすめ)

ソケットツール

ソケット工具には差込口の大きさが1/2インチ、1/4インチ、3/8インチなどがあります。
まずは3/8インチのソケット工具を揃えましょう。
車はボルト&ナットで組み立てられています。
メンテにはボルト&ナットの脱着作業が基本になりますので、ソケットツールがあると大変効率的で便利です。

○ラチェットハンドル(大・小2種類あると便利です)○ソケットコマ(10・12・14・17・19mm)
○エクステンションバー(75mm・150mm)
○ユニバーサルジョイント


などのセットで購入すると金額的にも少しお得になります。
ホームセンターなどでよく目にする激安ソケットレンチセット。
よく見るとアジア系の製品ですが、結構使えます。
耐久性も昔のものと比べれば、格段に上がっているようです。
初心者の方なら、1000円前後で40pcsのようなセットから使ってみてはいかがでしょうか。
レンチ

ボルト&ナットを回す工具は他にもレンチがあります。
最初にコンビネーションレンチ(一方がスパナ、一方がメガネレンチになったもの)から揃えます。
必要なサイズは、
10・12・14・17・19mm
があれば大丈夫です。
(ヨーロッパ車には13mm・15mmなどが使われている場合があります)

★その他の工具

モンキーレンチ(20mmか250mmのもの)
プライヤー(コンビネーションプライヤーとラジオペンチ)
ハンマー類(プラスチックハンマー1ポンド・鉄ハンマー1.5ポンド)

もあると便利です。

車のDIY工具を選ぶポイントは

工具選びの最大のポイントは、

どんなマシンをいじりたいのか?

ということにつきます。

例えば、アメ車や昔の英国車に乗っているなら、ボルト類は全て「インチ」単位。
日本で手軽に手に入るメートル単位(メトリックス)の工具は役に立ちません。

用途に合わせて工具を選ぶ必要があります。

自動車メンテ(DIY)に必要な基本的な工具は

★ コンビネーションレンチ(10・12・14・17・19mm)
★ ドライバー
    (標準タイプ+2番・スタッビータイプ+2番・貫通タイプのマイナス)
★ 3/8ソケットレンチのセット 
    (ラチェットハンドル・エクステンションバー75mm・150mm
      ユニバーサルジョイント・ソケットコマ(10・12・14・17・19mm))★ モンキーレンチ25mm
★ プラスチックハンマー
★ 鉄ハンマー
★ コンビネーションプライヤー20mm
★ 工具箱(ツールボックス)大きめのもの
    (スキルが上がるに従って工具も増えるので収納力のあるもの)

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